最終更新日: 2023-12-12
目次
オーディション写真が良ければ一次合格できる
オーディションに合格するためには1次、2次、時には3次、4次と審査を通過しなければなりません。「先が長いな・・」と思う気持ちも分かりますが、力を温存するのではなく「一次審査」から全力でチャレンジすることが大切です。またここで頑張れる人が合格できる人と言い換えることも出来ます。
一次審査は通常「履歴書、応募写真2枚(上半身、全身)」が必要になりますが、少なくとも50%以上の比率でオーディション写真が合格の決め手となり得ます。
逆に言えばオーディション写真が良ければ合格できるわけです。
そこで合格レベルを知るスタジオとして、少なからずの経験値を持ち「どんな人の写真が1次合格するか」をご紹介しますので、
オーディション写真を合格レベルに上げるのにお役立てください。
合格レベルのオーディション写真撮影・準備編
応募するオーディションを絞る
やみくもに応募するより、自分向きのオーディションに絞ります。ちょうど高校や大学受験の要領です。
それは沢山応募するとでパワーが分散され集中力がなくなるのを防ぐためです。
因みに一つのオーディションだけに集中する人も大勢います。
ただ、専門学校で開かれている、プロダクション関係者を招いた学内オーディションの場合は学校のルールを順守してください。
合格者を見て自分に取り入れる
あなたがどんなに素晴らしい素材の持ち主だとしても、オーディションの趣旨に合っていないと合格することはできません。その為にはオーディション主催者の傾向を知ることです。
参考にするのはグランプリ獲得者など過去の合格者、プロダクション所属者などを見ることが早道です。
公式ホームページ、イベント名などを検索しましょう。
ex:研音公式(アーティストページ)
ex:ユマニテ公式
取り入れるのは、オーディション写真に役立つ服装&ヘアメイクです。
まったく同じにする訳ではなく、傾向をつかむ程度にします。
チェックするのは、
女性
- 可愛い系or美人系orクール系
- メイク:しっかりorナチュラル
- 髪型:ショートorロング・ストレートorカール
- 笑顔写真or真顔
- 明るい服or黒系
- アンサンブルorワンピース
- 全身:スタイリッシュorそうでもない
- ミニスカートorひざ下
- 靴の種類
男性
- 笑顔系orクール系
- 髪型ショートorロング
- 笑顔写真or真顔
- 全身写真もカッコいいか
自己診断すれば合格精度は上げられる
オーディション写真に役立つ服装&ヘアメイクをチェックしたら、次に以下のチェックシートを見て自分は何が十分で何が足りないか確認してください。自己診断チェックシート
- 笑顔:得意・普通・苦手
- 性格:明るい・なれるとおしゃべり・人見知り・無口
- スタイル:良い・普通・悪い
- 服装センス:ある・分らない・ない
- 髪色:黒(暗い色)・明るめのブラウン系・明るい茶髪系
- ポーズ:得意・分からない・苦手
- 撮影経験:初めて・2~3回・5回以上
例えば、あなたが以下の採点の場合、
- 笑顔:得意
- 性格:人見知り
- スタイル:普通
- 服のセンス:ない
- 髪色:真っ黒
- ポーズ:苦手
- 撮影経験:1回目
- 髪を少し明るくカラーリングする。
- 服は自分で決めずに選んで貰う。
- 撮影枚数は多めにし、経験の少なさや、人見知りを補う。
- ほっそり見えるポーズをする。
欠点をカバーする撮影の実践
顔立ちやスタイルを良く見せる撮影法なら最大限の魅力を引き出すことが出来ます。- 小顔
- 首長
- 美しいバストライン
- 細いウエスト
- 細身のスタイル
- 脚長
- 真っすぐな脚
笑顔のオーディション写真が多い理由
よくある質問で「笑顔が良いんですか」と聞かれますが、「笑顔が素敵な写真は強い」のは事実です。
なぜならば笑顔は人を魅了し心を引き付ける力があるからです。
それには科学的根拠もあり、
「幸せを感じる笑顔は顔の欠点をカバー出来る」ことが証明されています。
外向きの気持ちが魅力的な全身ポーズ
外向きの気持ちを表した魅力的なポーズは初対面の人に好感を与えます。その為には小さくまとまらないのがポイントです。
オープンな気持ちで人を引き付け、スタイル良く見せることが大切です。
美ルック作りで外せない3点
魅力的な人をつくり上げる要素は様々ですが、最も基本的でありながら、非常に大切な条件を3点をご紹介します。しっかり対応しレベルを上げましょう。
- 顔の左右対称性
顔が左右対称の人はまずいません。
しかしバランスが良く見える角度はあります。
顔を左右、上下と動かし、左右対称に近い角度で撮影します。
どの角度でも目の大きさが気になる場合、左右のアイラインの太さ変えて整えるかアイプチを使用します。
- 美肌
キメの細かい肌に見せます。
荒れていてもファンデーションの塗り方で美しい肌に仕上がります。
自己解決できない場合はプロの力を借ります。
仕上げは優しい光の下で撮影する事です。 - 美口
斜め上がった口角にします。
口を大きく横に開いたり、顔を上下に動かしてみたり、広角が上がって見えるアングルを探します。
大半の人が上がった口角を手に入れることが出来ます。
歯並びが良くない場合は見せないで撮影するのが良いでしょう。
写真は静止画のため細部まで良く見える為です。
服装 衣装の選び方
スタイルを見せるという目的に沿った服装、そしてコーディネート力がポイントを握ります。- 審査可能な服選び
女性なら「ブラウス+ミニスカート又はショートパンツ」・男性なら「シャツ+パンツ」といった具合に体のラインを見せる必要があります。
但し、服のブランド、メーカーの分かる衣装はNGです。 - 有利になるコーディネート力
有利にするとは、脚を長く見せる・小顔に見せる・など自分にとってイメージアップを図れるコーディネートにすることです。
フォトスタジオでの撮影で写真レベルを上げる
- オーディションに合う服装アドバイス
- ニキビがあっても綺麗にできるメイクテクニック
- すらっと見えるポージングで可愛らしさを演出する撮影テクニック
カメラマンはファインダー越しに顔をよく見て、様々なことを分析し、撮影に向かいます。
そして照明で美肌にしたり、凹凸のある立体的な顔に仕上げることも出来ます。
また、オーディション写真撮影前に具体的なオーディション名が分かれば、ネット検索するなどして傾向と対策作りをし、
オーディション写真を合格レベルに上げること が可能です。
プロの力を有効活用することをオススメします。
オーディション写真NGポーズ集
腕組みは会社社長、ディレクター等の管理者のポーズです。
人の上に立っていることをアピールします。
※上記3点の写真は無料写真素材 写真ACより取得
オーディション写真を合格レベルに上げる8選・公開
- オーディションを絞りパワーの分散を防ぐ
- 過去合格者の良いとこどりをする
- 自己診断で自分を知る
- 笑顔で撮る(断定ではありません)
- 撮影で欠点をカバーする
- 美ルックの撮影法を実践する
- スタイルが良く見える服を着る
- プロのアドバイスを積極利用する
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オーディション写真分析の参考元
- ユーザーからの情報
一次合格のオーディション結果連絡を貰っているスタジオとしての実績
どんな写真が合格しているか周知している - スタジオワークのキャリア
既にプロダクション所属している人の宣材撮影現場で接している経験 - プロダクション関係者との交流
大手プロダクション・大手レコード会社・モデル事務所等と写真撮影関連での交流 - 芸能人との仕事キャリア
芸能人と深く仕事をしていた経験(TBS関連企業ドラマ班スタッフで6年間就労後カメラマンに転職) - 魅力的な人とは
科学的に魅力を研究した参考物件からの引用(参考:笑顔が素敵に見える理由)