最終更新日: 2020-11-29
プロフィール写真の撮影とビジネスと服装の関係
スーツの「着こなし方」で印象が決まるのがプロフィール写真 撮影です。保守的にまとめるか、前衛的に遊び心を加えるか、職業によりコーディネートを変化します。また、どう見せたいで服選びが変わります。
たとえば、以下の二つのコーデでは全く印象は異なります。
- やる気=紺のスーツ+白いワイシャツ+赤のネクタイ
- 社交的=青のスーツ+ピンストライプのワイシャツ+黄色いネクタイ
そのイメージが変化することを利用して撮影することがおすすめとなります。

ビジネスプロフィール写真の人気コーデ3選
スーツの人気カラー
- 紺(ベーシック、トラッド)
- 黒(シック・都会的)
- グレー(濃淡でイメージが変化)
シャツ
- 白(フレッシュ、ビジネス、一般的)
- カラーシャツ(オシャレ、遊び心)
- ピンストライブ(ファッション思考)
ネクタイ
- 青系(クール、冷静、知的)
- 赤系(積極性、攻撃的)
- えんじ系(ベーシック、古い)
- 柄(個性、好み)
スーツ又はジャケットのおすすめコーデ
- ジャケットはシングルブレスト+細すぎないネクタイ
- パンツはノータック又はワンタック程度
- ズボン丈は靴下が見えない程度・折り返しはなし
- 靴下は黒又は紺
- 靴は革靴・黒又は茶系
シングルブレストとは一般的にシングルと呼ばれているものでダブルではないジャケットのことです。
シングルブレストとは前ボタンの数で雰囲気を変えられます。
- 1個ならお洒落
- 2個ならスタンダード
- 3個なら若者嗜好(最近は見ないですね)
等々です。
そのため若い世代では2個~3個のボタン、ミドル、シニアでは1個~2個がおすすめです。
もちろんお洒落が好きな方は1個ボタンでもOKです。但し前身ごろが左右に分かれてシャツが見えやすい。
1個ボタンでも紺色のスーツでは特別目立つわけでもなく、ややお洒落な程度です。
またスーツの大きさ(ゆとり)を考えた場合、ミディアムフィット(中くらいに体に余裕がある)がスタンダードだと言えます。
対照的に細身のスーツは精悍な印象を与えます。
起源はモッズルック(発祥はイギリス1960年代)ですが、そこまでタイトにはせず、ほどほどの細身にするのがビジネス向きと言えます。
ネクタイ
細身のタイは最近姿を消しているため、細いタイは避け、普通幅~すこし太目を推奨します。ここで問題となるのがタイの結び方です。
この結び目を「ノット」と言いますが、ノットは個性を演出できるパーツです。
- スタンダートでは一回通し(プレーンノット)
- 又は2回通し(ダブルノット)
このネクタイを通す回数は生地の厚みに関係するので、一概にどちらが良いかはここでは言えません。
撮影前に見た目でアドバイスさせて頂きますのでご心配はありません。
シャツ
大きく分ければ、白又はカラーシャツとなります。白はプレーンカラーでフレッシュ、真面目、誠実等のイメージになります。
カラーシャツはお洒落なイメージもありますが、砕けたイメージにもなるので職種を考えながら選択すのがイイと思います。
番外編としてファッション系のイメージを醸し出すなら「ピンストライプのシャツ」もオシャレです。
以上を加味して「オシャレなビジネススーツ コーデ」にすることも可能です。
男性の方はスーツは2着、シャツは2点、ネクターは3、4本お持ちになるケースが多いです。
服装アドバイス決定の優先順位
- 似合っている
- 職業的に適正
- イメージが良い
- 年齢に合っている
スーツで撮るプロフィール写真のコツ
シャツ+ネクタイで首元の余裕は減少します。そこで顎を強く引くと首元が詰まり苦しそうに写ります。
その原因は背筋に力が入りすぎるからです。
背筋を伸ばしすぎると顎と襟元に空間的余裕がなくなり首が詰まって見えます。
言い方を変えると首が短く見え、悪くすると「二重あご」に見えてしまいます。
二重あご解決ソリューション
二重あごを避けるには体の力を抜きリラックスすることです。背中の力を抜くと顎の下に余裕が生まれ、楽に顎を引くことができます。
そしてリラックスしたままカメラと目の高さを合わせます。
これで美しい着こなしのプロフィール写真が完成します。
撮影後の修正
メイクや撮影で綺麗にしきれなかった、肌荒れ、ニキビ、ひげ、などをパソコン上で修正します。作りすぎないようにしますが、目の前で作業するので「修正の程度」はご相談いただけます。
※修正1カット2,000円
関連ページ
※参考
ネクタイの結び方、ビジネスマン総合サイト