最終更新日: 2020-11-29
メガネを掛けた撮影の注意事項3点
ビジネス系のプロフィール写真ではメガネを掛けたままで撮影する事は珍しくはありませんが、知識として知って貰いたい注意事項を幾つか上げておきます。- 境目がゆがむ・遠視・近視
メガネの度数が強い場合又はメガネと目の距離が離れている場合はメガネを通して頬との境目を見ると段差が出来てしまいます。これは近視・遠視共に言える現象ですが、防ぐための方法は幾つか存在します。
最も効果的なのは度の入っていないメガネを使って撮影する事です。これなら元々歪みが発生していないので撮影でも歪むことはありません。
もう一つ効果的なのはサンプル写真(最上部に掲載のプロフィール写真)の様に顔の角度を正面気味にして撮影し、頬付近のフレーム(端)がメガネを通して見えない様にすることです。
また、近視のメガネを掛けた場合は目が小さく見え、遠視なら大きく見えます。
- メガネが光ってしまう
メガネに光が反射して「目が見えなくなる」ことが有ります。これは照明光や太陽光がメガネに反射して起きる現象です。
これを防ぐには照明を被写体の正面に置かないことです。サイドに置けば比較的反射を防ぐことが出来ますが、完全に反射を防ぐためには、前もって何枚か撮影して照明の位置、顔の向きを決めてしまう事です。
但し、顔の角度を決めて撮る事は撮影できる表情を著しく狭めてしまう事になるのでベストなカットを撮影できる確率は低くなります。
- フレームで目が見えなくなる
メガネのフレームが目に掛かりはっきりと顔が見えなくなる場合があります。特にフレームの太いデザインや、レンズ部分の小さいメガネの場合、顔とメガネの対比が合わずフレームが落ち気味になるので注意しましょう。